自律神経を整える方法 運動やツボで目指せ快適生活!

自律神経を整える様々な方法(運動やツボなど)を紹介するブログ。

自律神経失調症で処方される薬。どんな種類がある?

私も実際に自律神経失調症にかかり、
いままで色んな薬を処方されてきました。

 

薬には一体どんな種類があり、
そしてどんな効果があるのでしょうか?

 

一部ではありますが、紹介したいと思います。

 

自律神経調整薬

その名の通り交感神経と副交感神経のバランスを、
調整してくれる薬です。

 

自律神経は脳の視床下部がコントロールしています。

自律神経調整薬は、この視床下部に働きかけ、
乱れた自律神経のバランスを整えてくれます。

 

特徴としては効き目がゆるやかな分、副作用が少なく、
一方で即効性がないため、「すぐに効果が欲しい!」という人には不向きです。

 

自律神経末梢作用薬

自律神経末梢作用薬は、末梢、
つまり自律神経の末端に働きかける薬です。

それほど症状がひどくない方、
精神面に症状があまり出ていない方に、
処方されることが多いようです。

 

自律神経末梢薬は、例えば動悸や高血圧など、
特定の部分に出る症状を改善するために使われます。

これも自律神経調整薬と同様、
効き目がゆるやかで副作用が少ないのが特徴です。

 

抗不安剤

いわゆる精神安定剤ですね。

名前の通り、心身を適度に落ち着かせ、
心を安定させてくれる薬です。

ストレスや不安などが自律神経失調症の原因になっている方に、
処方されるケースが多いです。(私も処方されました)

 

ただ、効きすぎると気分が落ち着きすぎて、
眠気やふらつき、ぼーっとするといった副作用が出ることもあります。

 

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抗うつ剤

自律神経失調症の中には、
うつ症状が出る方もいます。

そういう方には、気分を改善させるため、
抗うつ剤が処方されることがあります。

 

私もうつ症状がひどいときは、
抗うつ剤を処方されていました。

そのときの私は毎日涙が出るくらいつらかったり、
自分を責めつづけたり、激しい落ち込みに悩んでいましたが、
抗うつ剤の処方により大きく改善されました。

 

睡眠導入剤

自律神経失調症の方には、
眠れない・途中で目が覚めるといった、
睡眠に関する症状が出る方もいます。

そんな方に処方されるのが、睡眠導入剤です。

 

ただ、大抵の睡眠導入剤は飲むと効果がすぐ出るため、
必ず寝る直前に飲むようにしましょう。

飲んでから何か作業をしたりするのはNGです。

 

ここで紹介した薬以外にも、
症状や状態に合わせて様々な薬が処方されます。

薬の種類だけ自分に合うもの・合わないものがあるので、
医師と相談しながら効果のある薬を探していきましょう。