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自律神経失調症に!ツムラの漢方は何がオススメ?

市販されている漢方薬で有名なものといえば、
ツムラの漢方ではないでしょうか。

 

ツムラ1893年(明治26)創業、
1936年(昭和11)に設立された老舗企業。

 

ツムラだから」という理由で、
信頼している方もいらっしゃるでしょうし、
実際ツムラの漢方を勧める方も多いかと思います。


今回は自律神経失調症の症状に有効な漢方を、
ツムラ漢方薬にしぼって探してみました。

 

まずは自分のタイプを知る

漢方の世界では、心身の状態から、
大きく分けて『実証』と『虚証』の、
2つのタイプに分けられます。

 

『実証』は、

  • がっしりした体型
  • 声が大きい
  • 疲れを感じにくい


『虚証』は、

  • 細身の体型
  • 声が小さい
  • 疲れやすい

といった特徴があります。


まずは自分がどちらのタイプかを知ったうえで、
自分に合った漢方薬を選びましょう。

 

『実証』にはこれ

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
⇒効果
イライラ
不安感
のぼせ
不眠
動悸
高血圧
神経症


〇桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
⇒効果
イライラ
頭痛
のぼせ
更年期障害
月経トラブル

 

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〇四逆散(しぎゃくさん)
⇒効果
イライラ
不安感
不眠
肩こり
腰痛
胃腸の不調

 

『虚証』にはこれ

〇桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
⇒効果
不安感
不眠
動悸
興奮しやすい


〇半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
⇒効果
不安感
不眠
動悸
神経症
冷え
喉の詰まり
めまい


〇加味逍遙散(かみしょうようさん)
⇒効果
不眠
パニック
イライラ
疲れやすい
のぼせ

 

当たり前のことですが、漢方はツムラ以外からも販売されています。
「とりあえず有名だから」と安易な判断で選ばずに、
価格や成分などを総合的に見ながら、自分に合ったものを探しましょう。

 

「漢方のことはよく解らない……」という方は、
医師や薬剤師さんに一度相談してみると良いですね。

 

漢方は西洋の薬とは異なり、長期服用して体質を改善し、
様々な症状を緩和していくものです。

なので漢方を使う際は即効性を求めず、
症状とうまく付き合っていきながら使用するのがポイントです。