自律神経を整える方法【音楽の選び方】
自律神経を整える方法のひとつに、
『音楽』がありますね。
でも『音楽』といっても、
ロックだったりクラシックだったり、
色々あってどれが良いのか悩むところです。
自律神経を整える音楽は、
どのようなものを選べば良いのでしょうか?
選び方のポイントを紹介したいと思います。
自律神経を整える音楽の選び方
自律神経を整えるのに良いとされているのは、
以下のような音楽です。
- 雨や風の音などの環境音(自然の音)
- クラシックなど歌詞のない曲
- 同じフレーズをくり返す単調な曲
- 一定のリズムを保つ曲
- 静かな曲
また聞くときのポイントとして、
音量は小さく(病院等の待合で流れている程度)、
聞く時間は30分~1時間くらいといわれています。
ちなみに一定のリズムについてですが、
ここが実はもっとも重要な点です。
『セロトニン』は精神を安定させる効果があり、
『幸せホルモン』と呼ばれると同時に、
『リズムホルモン』とも呼ばれる物質です。
リズムホルモンと呼ばれる理由は、
一定のリズムを感じることでも分泌されるためです。
「電車に規則的に揺られていると眠くなる」
「お経を聞いているとなぜか眠気がくる」
というのは、このリズムホルモンの効果なんですね。
注意するポイント
音楽を聞くだけという手軽で便利な方法ですが、
リラックスできればどんな曲を聴いてもいい、
というわけではありません。
例えば、自分が好きな曲。
これは交感神経が優位になってしまい、
体の活動が活発になってしまうのでNGです。
どうせ寝るなら好きな曲と一緒に寝たいところですが、
『リラックスすること』と『好きな曲を楽しむこと』は別。
ここはちょっと我慢して、好きな曲は日中聞くようにしましょう。
また、音楽プレイヤーやスマホ、パソコンを使わず、
できればCDプレイヤーで聞くようにしましょう。
これは脳を覚醒させるブルーライトを防ぐためであり、
同時に、イヤホンの使用を避けるためでもあります。
イヤホンを長時間つけているのは、耳に悪影響を与えます。
耳の中にカビが生えたり、最悪の場合は難聴になるケースもあります。
30分~1時間と聞くとそう長い時間には思えませんが、
それでも毎日聞いていれば、耳には段々と負担になっていきます。
なのでイヤホンやヘッドホンは使わず、
CDプレイヤーで小さく音を流しながら、
ゆったりとした気持ちで音楽に耳を傾けましょう。