自律神経を整える方法 運動やツボで目指せ快適生活!

自律神経を整える様々な方法(運動やツボなど)を紹介するブログ。

自律神経失調症には漢方という道も!効果や利点と欠点

自律神経失調症にかかった際、
薬を利用して治療する場合があります。

 

しかし、なかなか効果が出なかったり、
自分に合った薬が見つからなかったり、
副作用に苦しんだりと、
薬を使っての治療には悪い点もあります。

 

西洋の薬が効かない場合、
漢方があなたを助けてくれるかもしれません。

 

そこで今回は漢方のメリット・デメリットを紹介します。

 

漢方のメリット

〇副作用が少ない

西洋の薬は強力な成分を含んでおり、即効性もありますが、
その分副作用が起きる可能性も高くなっています。


一方の漢方は、複数の生薬(成分)を含んでおり、効き方もゆるやかなため、
西洋の薬に比べると比較的副作用が起きにくいといわれています。

「どの薬を飲んでも、副作用が強く出てしまう」
「なるべく体への負担を減らしたい」
という方には、漢方は向いているといえます。

 

〇体質を改善できる

西洋の薬は、

頭痛がする⇒頭痛を和らげる

という効き方をするのに対し、漢方は、

頭痛がする⇒体質全体を改善し、結果的に頭痛も和らげる

という効き方をします。

 

つまり症状をピンポイントで治すのではなく、
体全体の不調を改善することで総合的に症状を抑えていくのです。

 

なので、
「頭痛を治すつもりで飲み始めたら、他の不調も改善した」
というケースもあるのです。

 

f:id:lilly-san:20170913105453j:plain

 

漢方のデメリット

〇即効性がない

漢方は効き方がゆるやかな分、即効性に欠けます。

そのため長期間服用しなければならず、
「いますぐ症状をどうにかしたい!」
という方には不向きといえます。


〇飲みにくい

漢方は独特の味・香りがします。

お子さんはもちろん、
大人でも「うっ」となる人も多いのではないでしょうか。

 

薬なのでジュースやお茶などでは飲むことはできませんから、
水、または白湯で飲むことに限られるため、
味や香りをごまかすことができません。

そのため、飲みにくさを感じる方も多いのが現実です。

 

こればかりはどうにもならないので、
どうしても、という場合はオブラートを使って飲みましょう。


〇保険が利かない場合がある

漢方薬局などを利用すると、保険が利かない場合があります。

そのため1ヶ月の薬代が高くなることがあり、
「つづけたいのに、つづけられない……」
となってしまうことも。

 

保険が適応されないのは、処方箋が発行されない場合、
または厚労省に認められた処方内容でない場合です。
(例:下剤を痩せる目的で使用するなど)

 

なので薬代を抑えるには、医師に処方箋を出してもらい、
正しい使用目的で使うことが重要になります。

よく解らなければ、医師や漢方薬局の方に訊いてみましょう。