自律神経を整える方法 運動やツボで目指せ快適生活!

自律神経を整える様々な方法(運動やツボなど)を紹介するブログ。

自律神経失調症のめまいは市販薬で対処できる?

自律神経失調症によるめまい。

どうしてもつらいけど、事情があって病院に行けない、
なんとか市販薬で間に合わせたいという場合、
効果的な薬は売っているのでしょうか?

 

今回はめまいを改善してくれる、
市販薬を探してみました。

 

【1・トラベルミン

トラベルミンは乗り物酔いの薬ですが、
乗り物酔いの症状でもあるめまいや吐き気にも効果があります。

しかしあくまで用途は乗り物酔いなので、
めまい専用の薬ではないということは頭に入れておきましょう

 

【2・ストレージタイプZM】

タケダから販売されている薬です。

これはめまいの他、立ちくらみや頭痛、
耳鳴りなどに効果があります。

「人混みに入ると、どうしてもめまいがする」
「ストレスで頭痛や耳鳴りがする」
という場合は、この薬が適しているかもしれません。

 

【3・奥田脳神経薬M】

奥田製薬から販売されている薬です。

この薬、なんと50年以上前から販売されており、
パッケージにもドーンと「耳鳴り」「めまい」と書かれています。

なのでもちろん、めまいや耳鳴りにも効果を発揮します。

「ストレスでめまいがする」
「検査をしても原因が判らない耳鳴りがある」
という場合は、一度この薬を使用を考えてみましょう。

 

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【4・ルビーナ】

めまいの他、更年期の症状にも悩んでいるなら、
ルビーナという薬があります。

ルビーナは更年期障害にともなう諸症状、
めまい、立ちくらみ、動悸などに効果的です。

また効能には『貧血』も表記されているので、
貧血によるめまいの改善にも効果が期待できます。

 

【5・アネロン ニスキャップ】

これもトラベルミン同様、乗り物酔いの薬です。

この薬の良いところは、1日1回の服用で良いこと、
そして持続性が高いところです。

「長時間外出するけど、めまいが起きそうで不安」
「なるべく1日快適に過ごしたい」
という場合は、この薬が向いているかもしれません。

ただ、これもトラベルミン同様、あくまで乗り物酔いの薬なので、
めまいの根本的な解消にはならないことを頭に置いておきましょう。

 

自律神経を整えるために寝る前にすると良いことは?

自律神経を整えるには、
日ごろの生活リズムの改善も必要です。

 

特に睡眠は大切な休息時間。

「寝る前にスマホ
「寝る前にパソコン」
「寝る前にゲーム」

などをしていては、
体を休めることができません。

 

というわけで今回は自律神経を整えるために、
寝る前にすると良いことをまとめてみました。

 

1・ストレッチ

体が緊張していたり、力が入っていると、
うまく眠れませんよね。

そこで軽いストレッチを取り入れてみましょう。

 

ストレッチは大きく背伸びをするだけでも良いですし、
ゆっくり首を回して肩周辺の緊張をほぐしたりして、
体の力をゆるめることを意識しましょう。

 

ただ、あまり激しくやりすぎると、
かえって目が冴えてしまうので、
やるときはゆっくり、ほどほどにしておきましょうね。

 

2・呼吸をする

「呼吸ならいつもしてるよ!」といわれそうですが、
ここでいう呼吸とは意識的にやる腹式呼吸のことです。

 

布団にゴロンと寝転がって全身の力を抜き、
鼻から大きくゆっくり吸って、
口から大きくゆっくり吐き出す、
という呼吸をくり返しましょう。

 

何度かやっているうちに、
心身ともにリラックスしてくるのが判ると思います。

 

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3・ホットミルクを飲む

この方法は耳にしたことがある人も多いと思います。


牛乳には、睡眠、そして自律神経に有効な成分が含まれており、
これを温めて飲むことで、さらにリラックス効果を得ることができます。

 

代表的な成分は、

の3つです。

 

カルシウムは言わずもがなですね。
カルシウムにはイライラを抑える効果があり、
「寝る前はどうしても興奮してしまう」
という方にオススメです。

 

トリプトファン必須アミノ酸の1つで、
人間の体では作り出すことができないため、
食品やサプリメントからの摂取が欠かせません。

トリプトファンは脳で『セロトニン』という成分に変化し、
このセロトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれる『メラトニン』に変化するのです。
なので、快適な睡眠には必須ともいえる成分なんですね。

 

ビタミンB12は、自律神経失調症の方は積極的に取りたい成分です。
この成分には精神を安定させたり、無気力やイライラなど、
心の症状を改善してくれる効果が期待できるのです。

「心の不調のせいで眠れない……」という方は、
ぜひとも取っておきたい成分です。

 

牛乳が苦手、あるいはアレルギーがある方は、
サプリメントなどで補うのが良いでしょう。
ビタミンB群のサプリは色んな種類が出ているので、
自分に合ったものを探してみてくださいね。

 

自律神経に効く音楽(睡眠用)動画5つ

自律神経失調症にかかると、
不眠など、入眠障害の症状が出る場合があります。

 

そんなときは、音楽に助けてもらうのも1つの手段です。

 

今回はYouTubeから集めた、
睡眠に役立つ自律神経に効く音楽動画を集めてみました。

 


【睡眠導入】自律神経を整える音楽

 


[ 睡眠・音楽療法] 自律神経の乱れを整える音楽 / 不安・恐怖・うつの改善 [α波+Θ波] Autonomic nervous improvement music

 


[ 睡眠・音楽療法] 自律神経の乱れを整える音楽 / 不安・恐怖・うつの改善 [α波+Θ波] Autonomic nervous improvement music 5

 


美しき睡眠 〜自律神経を整える音楽〜【60分再生】

 


自律神経を整える音楽 睡眠音楽導入ヒーリングミュージック 究極に癒される音楽


気に入った音楽はありましたか?
寝る前のお供に、ぜひ音楽で癒されてくださいね。

スマホ依存が自律神経の乱れを悪化させる?

スマホが社会に普及して久しいですが、
度々問題になっているのが“スマホ依存”

何をするにも、何をしていなくても、
とにかくスマホが手放せないという人が、
いま増えているそうです。

 

しかしスマホ依存を放っておくと、
自律神経の乱れを悪化させる恐れがあります。

 

問題はスマホブルーライト

スマホがなぜ自律神経に悪いかというと、
それはスマホが発するブルーライト(青い光)にあります。

これはパソコンなどにも使われている光で、
交感神経を刺激するため、長時間浴びると、
交感神経優位の状態がつづき、
体が休めなくなってしまうのです。

 

ブルーライトの対策をすれば、
ある程度は悪影響を抑えることができます。

しかしいくら有効な対策を講じても、
スマホに依存していては、元も子もありません。

 

自律神経を含め、自分の体を守るためにも、
スマホ依存を根本的に解決しなければなりません。

 

スマホ依存から脱するには?

では、スマホ依存から脱するには、
一体どうすればいいのでしょうか?

 

極端な方法をいえばスマホを手放すのが一番なのですが、
そうしては普段の生活に支障が出てしまう人もいるため、
現実的な対策とはいえませんよね。

というわけで、いきなり一気にやめようとせず、
少しずつスマホを使う時間を減らしていって、
最終的に依存から脱する、という方法を取りましょう。

 

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目の前のことに集中する

スマホ使用で問題なのが『ながらスマホ』です。

「テレビを観ながら……」
「ご飯を食べながら……」
といった具合で、何かをしながらスマホを使っている人は、
想像しているよりもずっと多いのが現実です。

 

飲食店なんかでも、
会話しながらスマホをいじっている人を見かけませんか?

『ながらスマホ』は、スマホ依存の症状の1つといってもいいかもしれません。

 

なので、なるべく目の前のことに集中するようにしましょう。

例えば友達と喋っているなら、
きちんと相手の言うことに耳を傾ける、
こちらもきちんと相手の言葉に答える。

テレビを観ているなら、
テレビがいま何を紹介しているのか、
どんな情報を伝えているのか、しっかり聞く。

 

それでもついついスマホを触りそうになったら、
いっそスマホの電源を切ってしまいましょう!

 

最初はつらいかもしれませんが、
回数を重ねていくうちに、段々と『ながら』を脱することができますよ。

 

使う時間や状況を決める

スマホに依存している方の多くは、
目的もなく「ただなんとなく」使っている方も多いかと思います。

そこで紹介したいのが、
「この時間帯だけ使う!」
「このときだけ使う!」
と決める、という方法です。

 

例えば、

「電話がかかってきたときだけ使う!」
「LINEが入っていたときだけ使う!」
「地図アプリを使うときだけ使う!」
「1日1時間だけ使う!」

などです。

こうすることで結果的に、
スマホを使う時間を減らすことができます。

 

とにかく「だらだら」「目的もなく」使うのが良くないので、
スマホを使う明確な理由を設定することで、
スマホ依存脱却につなげることができます。

 

自律神経の乱れで起きるめまいに効く漢方は?

漢方の魅力は1つの薬で、
様々な症状に効果を発揮してくれる点です。

なので、様々な症状が起きる自律神経失調症と、
相性が良い治療法ともいえるでしょう。

 

今回は症状の中でも『めまい』にしぼり、
めまいに効果的な漢方はどんなものがあるのか、
色々と調べてみました。

 

めまいには3種類ある

ひと口に『めまい』といっても、
実は大きく分けて3種類あるんです。

 

1つ目は、回転性のめまい。
その名の通り、自分や周りが回っているように感じるめまいです。

 

2つ目は、浮動性のめまい。
自分の体がふらつくような感じがするめまいです。

 

3つ目は、失神性のめまい。
目の前が真っ暗になって気が遠くなるようなめまいです。


どのめまいも日常生活に支障をきたすものです。
また、めまいを起こして転んで怪我をした……、
といったケースもあるので、症状がそれほどひどくなくても、
早めの対処を心がけましょう。

 

めまいに効く漢方薬

【苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)】
漢方では、めまいは体の水分の循環が、
なんらかの理由で悪くなることが原因で起きる、
と考えられています。

苓桂朮甘湯はこの水分の巡りを改善し、
めまいを治療するものです。

 

めまいの他には、

  • 立ちくらみ
  • 頭痛
  • のぼせ
  • 動悸
  • 息切れ

といった症状にも効果的です。

 

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【桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)】

女性が使用することの多い漢方です。

めまいの他には、

といった症状に効果を発揮します。

女性特有の症状に悩んでいる方に向いています。

 

【半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)】

普段から胃腸が弱かったり体力がなかったりといった、
虚弱体質の方に向いた漢方です。

 

めまいの他には、

  • 頭痛
  • 頭が重い感じ
  • 吐き気
  • 冷え

などに効果があります。

 

【釣藤散(ちょうとうさん)】

釣藤散は中年以降に出る慢性的な症状や、
高血圧にともなう諸症状に向いた漢方です。

 

めまいの他には、

  • 頭痛
  • 頭が重い感じ
  • 高血圧等に伴う諸症状(耳鳴りや肩こりなど)

に効果を発揮します。

 

めまいの他に血圧も気になるという方には、
この釣藤散も候補のひとつに考えておくといいかもしれませんね。