自律神経を整える3つのヨガのポーズ
ヨガには自律神経を整える効果があります。
今回は数あるポーズの中でも、
自律神経に効果的なポーズと、
そのやり方を紹介したいと思います。
ネコのポーズ
1・四つん這いの姿勢になる(手の指は5本ともしっかり開く)
2・足は腰幅くらいに開き、目線は床に
3・肩の下に手首が、股関節の下に膝がくるように位置を調整する
4・背骨を長く保つように意識をする
5・息を大きく吸う
6・息を吐きながら背中を丸め、背骨を押し上げる(背中・腰・首を1つ1つ丸めていく)
この状態をキープし、30秒ほど自然に呼吸する
7・息を吸いながら四つん這いに戻す
8・今度は息を吐きながら喉・背中・腰を1つ1つそらす
この状態をキープし、30秒ほど自然に呼吸する
9・息を吸いながら四つん這いに戻す
10・一連の動作を5回くり返したら、ポーズを解く
鋤(すき)のポーズ
1・仰向けになり、両手両足をそろえて伸ばす
2・息を吸いながら、膝を伸ばしたまま両足をゆっくり垂直に持ち上げる
3・息を吐きながらゆっくりお尻を持ち上げ、胸を顎に近づける
(このとき手で背中を支えてもOK)
4・足先を頭上の遠くのほうへ伸ばし、5回呼吸をする
5・呼吸を終えたら、ポーズを解く
屍のポーズ
1・仰向けに寝転がる
2・手のひらは上に向けて、腕を体から少し離す
3・足を広めに開き、力を抜く(大の字に寝転がるイメージ)
4・目を閉じ、眉間やこめかみ、歯など、顔全体の力を緩めていく
5・全身の力を抜く(可能なら頭の中もカラッポにするつもりで)
6・自然な呼吸をくり返す
今回は3つのポーズを紹介しました。
どれも実践するときは、体に負担がかからないよう、
細心の注意をはらって行うようにしてください。
普段体が硬い人は、軽いストレッチを行ってからやると、
怪我等を防ぐことができますよ。
また、ポーズをとっている最中に、
痛みや異常を感じたら、すぐに中止すること。
イメージ通りにできなくてもいいので、
自分のできる範囲で、無理なくやるようにしましょう。